洗車は意外と敷居が高い

予想だが、ロード購入者のほとんどが洗車をしない、雰囲気でしているのではないかと思う。これまでの経験則です。

まず、洗剤がセットみたいな感じで安価で購入できる。これがまた雰囲気洗車に拍車を掛けてしまう。

「何に使うの、これ?」みたいな。

はい、安価なセットほど説明をしません。なぜそれが含まれているのか?不思議ですよね。プロほど正しく使えるはずで初心者や安価なものを求める人ほど、知識がないはずなのに。


私は雰囲気洗車をしていました。オイルの扱いも雰囲気。雰囲気メンテ。でもクリーニング講座に行って変わった。何に使うか分からない洗剤類を買うことがどれだけ馬鹿らしいか。店員に聞いて買ったものも、結局口頭で聴いてもイメージがわかない。


これ一本あれば大丈夫という謳い文句があって、それでいいっちゃいいってこともあるだろう。でもそれは洗車の説明を横暴に放棄しているのと近い。


では、以下のお写真をみていただきたい。

今回クリーニング講座に出て、持っていたものや新たに購入したものです。これ、全部使います。皆さんはこれを見て、「あ、自分雰囲気洗車してるかも?」って思うでしょうか。






少なくともここは空気を読んで「雰囲気洗車でしたすいません」と、言える大人になるべきで、それ以外の選択された方は、今後社会人として自分の生き方を改めた方が(・∀・)イイ!!

左から「チェーンクリーナー」、「泡出るクリーナー」、「油スプレー」、「仕上げの泡」だ。これ以外にスタンドとマイクロファイバーのタオル2枚、汚れをふき取るナプキンあたりをストックしておく。グローブが盲点で、素手だと痛いし汚れていたが、キッチングローブの強度が強いDIY版のものを買っておくとよい。5、600円程度だそう。それと水を入れた霧吹き。

チェーンクリーナーは、ゴムとかに塗ったくって放置すると変形するそうです。なのでわざわざハンドルとかブレーキシューとかタイヤとかフレームとかに無駄に塗ったくらないこと。油汚れを浮かせる洗剤なので、チェーン、ディレイラーに吹きかける。

すると、汚れが出てくるので拭く!で、泡出るクリーナーを掛けて拭く!これをチェーンとディレイラーで、汚れ具合で繰り返し行うと良いそうです。少しおいて汚れを浮かしながらやる。

因みに写真の下にあるのがチェーンを引っかけられるアレです。これがあると三角スタンド?にハマらない特殊な自転車でもスタンドを設置できるし、ホイールを外して洗浄できます。で、外して洗浄できた方がホイールが邪魔で洗いにくいあんなところやこんなところも洗えます。チェーンの洗浄や油を差す時も、これの方がチェーン引っかけるところで出来るので楽です。チェーンクリーナーの後は、歯ブラシみたいなのでコシコシこすります。アワアワクリーナーは拭くついでに広げるんでコシコシしなくてOK。ついでにペダルやクランクも同様に行います。

こういうのが安価なセットだとなくて、独自のユルい洗浄になっちゃうんだよね。


で、チェーンとディレイラーをきれいにできたら、ブレーキです。ブレーキシューはチェーンクリーナーを使わずに、水の霧吹きを掛けます。その後に泡ゝスプレー→ふき取り。


そしてフレームは、油汚れがあればその部分だけチェーンクリーナーを掛けて浮かせます。その後全体に泡ゝ。泡はバーテープとかも汚れてるので吹きかけたり、サドルにも。


文章が長くて疲れてきた。読むのもまとまってなくて疲れるだろう。


で、拭き取ったらホイール。こちらもタイヤがゴムなのでチェーンクリーナーの代わりにたっぷり水の霧吹きを掛ける。そして、泡ゝ。拭き取り。

で、スプロケの洗い方が私は全く分かってなかった。そしてスプロケに油を差さなくていいことも知らなかった(笑)。スプロケまわりで無知爆発(笑)。


続いて油スプレーをチェーンにのみ吹きかける。スプロケには不要。他、ブレーキやディレイラーの支点でこすれる部分にふきかけてもイイ。


最後に、つや消しフレームにも使える仕上げの泡をマイクロファイバーに取ってフレームを拭き拭きする。


因みに、チェーンが汚れているのに、油を挿すと余計に汚れがコーティングされるから、ちゃんと洗浄にあわせて注油した方がいい。そして、チェーンの洗浄は表面より中!油も同じで表面より中!ってことがポイントみたいです。表面なんてたかが知れているとの事。


うーん、文章だと微妙だけど、何に使うか用途の分からない数種類の洗剤を買っても始まらない。だから写真を参考に買いそろえて役割を覚えるだけでもクリーニングの質が向上するかも?


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