奈良吉野デブクライムライド

いままで考えたら、連休でライドすることはほぼない。

前日はしっかりカーボして当日を迎えていた。。。


出かける前から心が折れている

そう、前日70km程度だが、疲労が残っていた。少々の寝不足もある。とにかくショートでって考えていたが、難所がいくつかあった。それにしても万全の体調かどうかの違いは大きいのだなと痛感した。一時期連日Zwiftをやっていたが、あれはあれで耐性をつけるには良かったんだろう。今やれと言われてもきついものがある。

因みに今回は写真を多めに撮っている。疲れていて、ポタリングを重視する方針を取らしてもらった。天気は一部晴れたが基本は曇りで、お山は時に雨雲となった。また雨ライドである。


太ってると常時山岳ライドは負荷がヤバい

表題の通り、台風でアワシュウイチが継続できず、平日飯を食いまくってブクブク成長していた私は、奈良吉野ライドはヒルクライマーさんの何倍も高負荷となる。アワイチのような南あわじの一部ヒルクライムで基本平地のようなコースならばよいが、小豆島や吉野は絶望的に無理。あと風もなかなかにつよくダウンヒルなのに速度がでない。向かい風のダウンヒルは速度がでないので安全ではあるが、踏まないとまったく速度がでなかった。


ダムがあると緑になるとか

川がエメラルドグリーンなのである。まさにツムラ状態。

これがずっと続くから心の表面だけは清い気持ちになるのである。でも折れた心の中までは浸透せず。疲れた、眠い、帰りたいの3大欲求は浄化されなかった。山神よ、精進せよ。


名物は透明の餅

あの信玄餅から旨味と人気を粗方引いたような餅。休憩スポットには他のローディもいた。まぁ私がショート推奨しまくったので、あまりすれ違うこともなかったが...

うどんを食べたが、干しシイタケとネギは旨かったが、うどんと山菜は量販店のものと思われる。なので、可もなく不可もなく。とはいえ良心価格で、この季節冷えたからだにしみるのでありがたい。


学んだこと

デブクライムはデブった人のヒルクライムというそのままの意味だが、これはディスっているだけの言葉ではない。ロングライドや、ブルべなどでは必ずしも細い人が強いわけではない。そんなオーバーローディーがより筋力を増強させるために、その体重で山岳に挑むこと。それは、タイムとは別のところで最高のトレーニングになっているということだ。重いアルミやクロモリでヒルクライムをしているローディと同じまたはそれ以上の状況となる。昔アルミで体重94kgで小豆島を1周したことが今回の奈良吉野ライドで過った。あれができたから今平地でそこそこ踏めるのだ。少なからず軽くなっていく自分と、軽いマドンZIPPに乗っていると、知らず知らずのうちに、強度が落ちていることに気づかされた。ちょっと前に考えていた自走六甲を近いうちに挑戦する必要がありそうだ。あとは前日の疲労を残さない知識や、その疲労の中でトレーニングすることに慣れることが最近なくなっていたので、平日のトレーニングも少しずつ開始していかないといけない。と、口先だけで考えた。また心の表面をなぞって、滑り落ちていきそう...

あとがき

当日も次の日も、脚の筋肉痛を実感。やっぱりちゃんと脚に負荷が来ている。決して精神が弱かったのではない。次の日はひたすらグダグダして、夜中に洗車を行った。そうそう、山は天気予報と異なることも多い、それは仕方がない。土砂で道を変更しなければならなかったり、路面状況が悪いこともある。なので、六甲のような観光地の山ならまだしも、吉野くらいのガチな山に行く場合は、余裕を持っていることと、ロードバイクが泥んこになるのは仕方ないという覚悟が必要になる。自然と人口の割合、距離を出かける前に意識した方が安全となる。

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